1. HOME
  2. ブログ
  3. 80周年誌
  4. 群馬大学弓道部八十年史
会誌,周年誌

PUBLICATION

80周年誌

群馬大学弓道部八十年史

発刊のことば

黎門会長 堀越 政彦

 群馬大学工学部の弓道部史がここに刊行される運びとなりましたことは、まことに慶ばしいことであります。
 このたび会員の有志から、伝統ある弓道部の歴史をまとめて、弓道部史を編纂しようという提案があり、平成七年八月の黎門会総会において審議の結果、満場一致で承認され、ただちに部史編纂委員会が組織されました。
 この部史の主旨は、「黎門」の創刊号から現在に至るまでの中で、多数の皆様が執筆しておられる記事を中心にひとつにまとめ、単なる歴史書にとどまらず、それぞれの時代に生きた、ひとりひとりの生き方・考え方・活動にスポットを当て、輝いた青春を記録に残し、後から来る人達に伝えようというものであります。
 顧みますと、弓道部の創設は、大正九年でありまして、本年は創部七十七周年にあたります。大正時代を経て、昭和に入り部員による道場の建設を果たし、神永先生を師範として迎えるに至り、数々の輝かしい成績が残された中で、昭和十七年「黎門会」が発足し、翌十八年に会誌「黎門」が創刊されました。戦争末期と終戦後しばらく休部を余儀なくされた後、昭和三十四年、新制大学弓道部が再建され、新道場建設と併せて後援会としての「黎門会」が再発足致しました。その会誌「黎門」が創刊号を受け継ぎ第二号として昭和三十七年、再刊され、現在二十七号までに至っております。
 終わりに二年間にわたり休日返上して熱心に企画し、討議を重ね、編集に当たれました部史編纂委員の方々、発行に当たって多大な醵金にご協力いただきました会員並びに工業会、他の方々に対しましては厚くお礼申し上げる次第であります。
平成九年十一月

PDFのフルバージョンはこちらからダウンロードできます.PDFを開くためのパスワードはinfo@gundai-kyudo.comまでお問合せください.

関連記事

Translate »