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後援会

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黎門会 会長挨拶

第十二代会長 河添 直樹

群馬大学工学部建設工学科 昭和58年3月卒(58A)

群馬大学弓道部は桐生工業高等学校弓道掛として大正9年(1920年)5月1日に誕生しました。太平洋戦争後の校友会再編の影響で昭和21年(1946年)からしばらくの間休眠期がありましたが、昭和34年(1959年)6月に第二期弓道部が再開、以降60余年の間弓道部は絶えることなく活動を続け、令和2年(2020年)に創部百周年を迎えることができました。この長い歴史のなか、ここまで工学部だけでも約600名の卒業生を送り出してきております。

一方、群馬大学弓道部黎門会は弓道部の後援会として、結成された時期こそ不明ですが昭和17年(1942年)10月に第一回黎門総会が開催され、現在80周年を迎えました。平成31年(2019年)3月には弓道部創部百周年祝賀会を開催し、次の百五十周年、二百周年が無事迎えられるよう、弓道部と後援会の継続とさらなる発展を祈念いたしました。

しかし折しもその直後、新型コロナウィルスによる全世界規模のパンデミックによって、人々は厳しい活動自粛生活を強いられることとなりました。弓道部と黎門会も例に漏れず活動を休止せざるを得なく、「継続と発展」とは真逆の方向へ向かうこととなりました。それからもパンデミックの終息が見えない時期が2年3年と続き、このまま弓道部も黎門会もともに消滅してしまうのではないかとの危機を感じたこともありましたが、コロナ禍の中でも学生たちは活動を絶やすことなく黙々と弓を引き続け、黎門会もようやく活動を再開、昨年12月に4年ぶりの総会を開催することができました。

100年の歴史の中で、休眠期以外では今回初めて活動休止期間を経験したわけですが、休止中に広く普及したテレビ会議を活用して黎門総会が開催できるようになりました。またこの他にも、このホームページを活用した黎門会運営、機関誌「黎門」や総会資料など黎門会に関するデータのサーバー集約と蓄積、ネット振込など多様な手段での後援会費の集金の検討など、新たな運営方法を様々に検討する機会をつくることができました。結果的に今回の4年に渡る活動休止は、幸運にも新しい形での第一歩を踏み出すきっかけになりました。

二百周年に向けて新たな一歩を踏み出した弓道部と黎門会。これからも皆様からの厚いご支援を賜わりたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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